今回は、髪の乾かし方(自然乾燥、ドライヤー、タオルドライ)のメリットとデメリットの話です。
一部セレブの間で流行っていて、ミランダ・カーも実践している自然乾燥は、
ドライヤーの熱によるダメージを避ける目的でしているそうですが、
自然乾燥は毛髪や頭皮が傷みにくいメリットがあるとされているものの、デメリットも潜みます。
ドライヤーを使わないと頭皮が湿った状態が続くため、ムレてニオイの原因になったり、
雑菌が繁殖しやすい状態になったりと、髪質や体質によっては傷みが加速することもあります。
タオルドライだけの完全に乾いてない状態で眠ると髪が枕などと摩擦を起こします。
濡れている髪はキューティクルがすこし開いているので、キューティクルが剥がれる可能性もあり、ダメージを受けやすくなります。
自然乾燥で一番大切なのはタオルドライです。
しっかりタオルドライしたはずなのに、時間が経つと毛先から水滴が落ちてきてしまう場合は、内側までしっかりと拭けていないためです。
右サイド、左サイド、後ろは3ブロック程度に分けた毛束を、 タオルで1束ずつ挟み、
上から毛先に向かってゆっくりとパッティングするように拭いてください。
その場合は、バスタオルよりも小さめのタオルを何枚か替えて拭き取った方が、しっかり水気を取ることが出来ます。
しかし、ドライヤーを使っても髪を傷つけない方法もあります。 ドライヤーを使うメリットは、髪が傷みやすい濡れた状態から早く抜け出せることです。
自分で乾かす場合、熱風で乾かすと髪がパサつきやすくなります。
自分で乾かす場合は、冷風で根元から毛先に向かって乾かすようにするとパサつかずに乾きます。
キューティクルは、根元から毛先に向かって揃っています。 その流れに逆らわないように、根元から毛先に向かって風を当てることで収まりが良くなります。
温風を使う場合は30センチ程、髪から離して使うのが理想的です。 難しい場合は、最低10センチは離すことを意識しましょう。
寒い季節に冷風で乾かすのは厳しいですが、これからの季節には冷風で乾かすのもいいかもしれません。
冷風で乾かすデメリットは、時間がかかることです。 形を作ることはできないので、あくまで乾かす事しかできません。
最後に、ブラシを使う場合は、完全に乾いてから使用してください。 少しでも濡れている時に使うと髪にダメージを与えてしまうかもしれないので注意してください。