お知らせ

夏に傷んだパサパサ・枝毛ヘアを防ぐ気を付けたい習慣

そろそろ秋の気配が感じられる季節。肌も髪の毛にも夏の紫外線によるダメージが残っていませんか? 
髪の毛が退色したり、バサバサで髪型が決まらないなど、髪の毛は自然には元に戻らないので、毎日のヘアケアで対策をしていくことが大切です。
そこで今回は髪の毛や頭皮のためにしないほうがよいことについてお伝えします。ほんの少しのことで髪の毛をダメにしないよう、習慣になっていたら改めてください。

1、髪の毛のダメージは一番外側のキューティクルから損傷し始めます。高温ドライヤーやアイロンを使ってするスタイリングを続けると、このキューティクルがダメージを受けてはがれてしまうこともあります。キューティクルは髪の毛のバリアのようなものなので、キューティクルにダメージを受けることで切れ毛や枝毛の原因になってしまいます。
なので、アイロンは乾いてから使うようにして、温度も160度以下で使用して、ドライヤーは地肌を乾かすときは、高温でも大丈夫ですが、髪が乾いて来たら、温度を少し下げてブローしてください。

2、髪の毛を生む土台となるのが頭皮です。頭皮のエイジングはそのまま顔のたるみの原因になるといわれるほどですが、頭皮のエイジングも肌と同じように活性酸素が最大要因です。
活性酸素除去には食事からの抗酸化成分の摂取が欠かせません。緑黄色野菜や果物からビタミンやポリフェノールなどを摂るようにすることが大切です。生野菜の少ない偏った食生活は髪の老化を促進させてしまいますので、食事にも気を配ることが大切です。

3、喫煙をすると代謝が落ちたり、頭皮の血行が悪くなるというのは髪にとっては大きなダメージです。喫煙は毛細血管が収縮し頭皮まで栄養が運ばれにくくなります。30代以降、髪は痩せる一方で、代謝も自然と落ちてしまいますから、髪への栄養を阻害する喫煙はよくありません。

4、夜遅くまでアルコールを摂取しつづける生活していませんか? アルコールは髪に必要な栄養成分のマグネシウムやビタミンB群を体外に排出してしまうので、飲酒の習慣がある方は意識して食事のバランスを意識することが大切です。アルコールのとりすぎに注意してください。

5、頭皮の下には筋肉がないので、血流が滞りがちになってしまいます。そのうえ目を酷使したり、頭脳労働で頭部に凝りがたまると、さらに血流が低下します。お風呂に入った時に凝りをほぐして頭皮をゆるめるよう意識して肩こりや目の疲れをいたわることが大事です。

6、頭皮も髪も紫外線でダメージをうけた髪の毛ほど水分が不足しています。まず傷んだ髪の毛に必要なのは、保湿して水分とたんぱく質を補うことから。髪の毛は放置するとダメージがさらに進行していきますから、小まめにケアすることが大事です。秋は抜け毛も増え、枝毛や髪の毛の退色など、一気にエイジングを実感してしまう時期。日頃の生活から髪の毛を守るためにヘアケア剤も必要です。

◎髪と紫外線の話
紫外線対策といえば肌への対策に気を取られがちですが、実は、頭皮は顔の倍以上も紫外線を浴びるといわれています。
ダメージを受けた頭皮は、肌と同様に乾燥したり、弾力が低下したりしますが、髪に覆われているため気がつきにくいもの。

*そこで、低刺激のシャンプーでやさしく洗うことをお勧めします。
シャンプーは低刺激なものを選び、洗髪によるダメージを抑えましょう。
シャンプー剤はしっかりと泡立ててから、爪を立てないように指の腹を使ってやさしく洗い上げて。
熱いシャワーは頭皮の乾燥を招くため、夏場は36~38度のお湯ですすぐとよいでしょう。

 *トリートメントは温熱パックでケアすると効果的です。
パサついた髪をしっとりと落ち着かせるためには、トリートメントでしっかりケアをしてください。
トリートメント剤を毛先から塗布し、頭皮にはつかないように髪全体に伸ばします。浸透をよくするために、蒸しタオルで髪を包み、さらにその上からシャワーキャップをかぶって。5分程度置いてから軽くすすぎます。

*育毛剤で頭皮や髪に栄養を与えてください。
タオルドライをした後は、育毛剤で髪と頭皮に栄養を与えてください。髪を小分けにしながら育毛剤を頭皮に付けたら、指の腹で頭皮マッサージをします。頭皮を揉み込むことで、血流や新陳代謝がアップし、健やかな頭皮へと導かれます。
頭皮全体に栄養を行き渡らせたら、仕上げはアウトバストリートメント(ヘアケア剤)を毛先中心に塗布し、ドライヤーで乾かしてください。
ここまですると完璧ですが、できる範囲で頭皮と髪をいたわって美しい髪にしていきましょう。

オファーズヘアー代表 藤木 康宏拝