スタッフブログ

毛髪の量や髪質で悩んでいる方へ

最近、「髪が少なくなった。薄くなった。」などと悩んでいる方が多いようです。

特に、髪質や毛髪の量は人それぞれですが、それぞれに悩みがあって、標準的な髪質、毛髪の量の方でも悩んでいる方が多いようです。

延べ数万人の毛髪を観てきての感想ですが、良い髪質だと思う方でも自分の毛髪の量は少ない(多い)、髪質が悪いと悩んでいる方がとても多く感じます。

沢山のお客様を観てきて思うことは、ほとんどが心配ない方ばかりだと思います。

しかし、次にあげる三つのことから気にされる方が多くなっています。

一つ目の原因はほとんどの方が、昔の自分と比べてしまうことが一番だと思います。

二つ目はテレビを見ると、企業は売るために髪が少ないことを強調してウィッグを買わせるために、やたらと薄毛を煽っているCMもひとつの要因です。
以前と比べて、髪が少なくなったのかというと、統計的にはほとんど変わらないそうです。

三つ目として女性の社会進出が進み、家庭から外に出る方が増えることで、白髪とともに気にする方が増えたからだと思います。

また、このことから考えると、髪の量と白髪はセットになった悩みになっているようです。

女性の場合、髪が抜けて少なくなると言うことではなくて、少なくなったと感じる原因は4つあります。

1つ目は髪の毛1本1本が細くなること

2つ目は特に生え際あたりが成長しきらない産毛のような未成熟毛になってしまうこと

3つ目は頭の頭角から上にあるある帽状腱膜という頭部の皮膚が下に下がることによって 頭皮に対して垂直に立っていた毛穴が、
横向きになることで髪の毛が横向きに生えてきて特につむじ周りがパッカリ分かれて 地肌が目立つことです。

4つ目は、白髪が伸びてきて、その白髪が黒髪に比べて透けて見えることで薄く見えてしまいます。

上記の4つのことで髪が薄く少なくなったと感じる訳です。

上記の悩みを解消するには、トップの髪に段を入れてカットすることでボリュームが出ます。

また、段を入れたくない方は、分け目の少し内側にほんの少しだけ間引くように短い髪を作ることで、表面の髪を持ち上げさせる効果を出してボリュームを出す方法もあります。

今までは、カット以外の方法としては、パーマでのボリュームアップ効果やヘナカラーをすることで軟毛や細い髪にこしが出ます。

髪を乾かすときに、ボリュームアップさせたいときはドライヤーの風を 地肌に対して垂直に(90度)に当てることでボリュームが出ます。

また、その反対に髪の毛が多くて悩んでいる方もいらっしゃると思います。

悩みとしては、髪が硬い方の場合、毛料の多さとボリュームが出すぎるという悩みをお持ちのようです。

硬い方の場合は長めの髪の方が収まります。しかし、ショートカットを希望される場合は、トップの髪を長めにして段をあまり入れないスタイルがおすすめです。

最近では、カット技術の進歩で、かなりボリュームを抑えることができるようになりました。

また、ドライヤーの風を地肌に対して平行に当てることでボリュームダウンします。

以前はストーレートパーマなどでボリュームダウンを勧めていましたが、ダメージが気になる、ストレートになりすぎるのは嫌な方には、チューニングというトリートメント効果があるクセトリのメニューもあります。

ただ、最近はシャンプーやトリートメントの進化で、髪のボリュームアップとボリュームダウンがコントロールできるようになりました。

その悩みの要因は髪が少ない方、多い方も一番影響するのは髪質といえます。

いずれにしても、シャンプーの後は速やかに地肌を乾かしてください。暑い時期は、頭皮だけ乾けば、毛先は自然乾燥でも大丈夫です。

また、髪の量、髪質の硬軟にかかわらず、健やかな髪にするために何も使わず簡単な方法として考えるとしたら、

両手を頭につけて地肌が頭蓋骨から動くようにマッサージをすることが大事だと思います。

髪質を良くするには、地肌の健康が大事です。

地肌、頭皮の状態を良くするために必要なことは、マッサージと生活習慣と食事に気をつけることです。

マッサージは頭皮全体にスプーン一杯のオイルを付けて揉み込むように頭皮にマッサージをして、その後しっかりシャンプーをすることです。

生活習慣としては、過度のアルコールの摂取、たばこは毛細血管を収縮させるために良くないようです。

食事は、タンパク質、ビタミンA、ミネラルなどを含んだ物が良いようです。

マッサージに使用するオイルはエクストラバージンオイル、ココナッツオイル、ホホバオイルなどが良いようです。

オイルマッサージは週に1回するとベストです。

その結果、頭皮が健康になり頭皮の血行が良くなることで、育毛効果、発毛効果が出た来ます。

オファーズヘアーネクサス店 藤木康宏