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髪の悩みと改善方法

髪の悩みを年代に分けてランキングした結果が、下記の通りです。

20代の髪の悩みランキング

1位.パサツキ・乾燥 2位.くせ毛 3位.ダメージ 4位.切れ毛・枝毛 5位.抜け毛

30代の髪の悩み

1位.パサツキ・乾燥 2位.くせ毛 3位.抜け毛 4位.ダメージ 5位.白髪

40代の髪の悩みランキング

1位.白髪 2位.くせ毛 3位.パサツキ・乾燥 4位.抜け毛 5位.ダメージ

50代の髪の悩みランキング

1位.白髪 2位.くせ毛 3位.パサツキ・乾燥 4位.ダメージ 5位.抜け毛

60代以上の悩みランキング

1位.白髪 2位.ボリューム 3位.つむじの別れ 4位.細毛・薄毛 5位.抜け毛

この結果をみると、年代によって悩みの優劣が違い、40代以降は白髪や抜け毛が上位を占め、若い世代はパサつき・乾燥が上位を占めています。

また、世代に関係なく、くせ毛が2番目の悩みになっています。

全世代の共通の悩みは、パサつき・乾燥といえます。

この結果と季節を踏まえて、パサつき・乾燥の話をします。

共通する悩みの中にダメージの項目もありますが、我々美容師としての考えとして、ダメージがあるからパサつき・乾燥してしまうということです。

そして、一番の原因はカラーそのものと、そのやり方です。

若い世代のほとんどは、ダブルカラーという染め方で、一度ブリーチ(金髪)にしてから違う色を重ねることで、ダメージが強くなります。

また、白毛染めをされる方は、自分で染める頻度が短いこと毎回毛先までカラー剤を塗布することでダメージを受けて、その結果、パサつき・乾燥につながるわけです。

パーマのダメージを気にされる方がいらっしゃいますが、パーマを正しくかければ、ダメージはほとんどありません。

それではどうすれば、良くなるでしょうか?

残念ながら、ダメージした髪を完全に元の髪の状態に戻すことはできません。

ですが、日頃のお手入れやカラーのやり方次第で、パサつき・乾燥を改善することはできます。

その改善方法としては、白毛染めを自分でされる方は白髪の部分以外にカラー剤を塗布しないようにすること。(泡カラーはなるべく使わない)

シャンプー後のリンスコンディショナーは濯ぎすぎない。

シャンプー後は、タオルドライした状態の髪にヘアーオイル、ヘアークリームを毛先中心に塗布する。(少し濡れている状態に塗布することで、均一に塗布できる)

また、しっかりさらにより良くしたい場合は、美容室でするサロントリートメントが一番効果があります。

10年以上前のサロントリートメントは、劇的に改善することはできませんでしたが、今は違います。

今のサロントリートメントは以前の健康な毛髪に近づけることができるようになりました。

いつも、皆様方にはいつも綺麗な髪でいて欲しいので、機会があれば、是非、サロントリートメントをお勧めします。

当店のトリートメントはオージュアという、オーダーメードのサロントリートメントを提供しています。

興味があるかたは、オージュアで検索してみてください。

最後になりますが、毛髪のライフサイクルは4年から6年で、そのほとんどは成長期で、髪の毛が伸びる期間です。

その後、成長が止まる退行期、休止期とあって抜け落ちるというライフサイクルになっています。

成長サイクルに加えてその方の遺伝、加齢やホルモンバランス、食生活や睡眠といった様々な生活上での要因が加わって抜け毛や薄毛、白髪といった人それぞれ違った髪の悩みが出てきます。

短い抜け毛が目立ち始めたりすると、何らかの原因で髪の毛のライフサイクルが極端に短くなってしまっている状態に他なりません。

毛髪のライフサイクルを考えると20代なら30代、30代なら40代と言うように、

先の世代の髪の悩みを意識して、原因に対しての改善を図っていった方がいいでしょう。

むしろ、白髪、抜け毛や薄毛は健康なうちから意識しておいて損はないということになりますね。

悩みを感じ始めてからの対策や改善はほんとうにストレスになります。

状況が深刻になればなるほど焦る気持ちも大きくなってくるからです。

そんな状況にならないためにも、次の世代を意識した早めの対策を心がけてください。

オファーズヘアーネクサス店

藤木康宏